①『陽気な太宰くん! ~太宰治内緒噺~』
〈あらすじ〉
昭和が生んだ天才文豪の一人、太宰治は本当は陽気な男だった!?
酒に酔い、恋人と川に落ちて死んではずの太宰治だったが、
目が覚めてみるとそこは見たことも無い世界だった!
突然、大学の研究室で我に返った太宰は驚き動転しながらも、
持ち前の好奇心でなんとか現実に順応していく。
ところが、自分の全集の作家紹介に書かれた『太宰治は
その愛人・山崎富栄と共に玉川上水へ入水心中し、
38歳という若さでその生涯を閉じました』という一文を発見!
自分は自殺などしていない!その誤解を解こうと、奔走し始める太宰!
そんな中、ある女性と出会った太宰は息を飲む!
その女性は、あの山崎富栄にうりふたつだった…。
〈登場人物〉
太宰治…大正昭和を駆け抜けた天才文豪
雛菊…金華楼の芸者
駒鳥…金華楼の芸者
中原中也…太宰の親友であり宿敵の天才詩人
衣香…太宰と恋をする薬屋を営む女性
山崎富栄…太宰と入水自殺したとされる愛人
夢乃…花魁
井伏鱒二…太宰を可愛がる先輩小説家
川端康成…太宰の芥川賞を阻んだとされる先輩小説家
喜子…喜久屋の女将
津島修…現代文学史教授 太宰の生まれ変わり?
山科文加…津島ゼミの学生
谷崎順子…津島ゼミの学生
船越…出版社の編集者
川奈部香織…鍼灸師
正木凛…人類工学科の脳科学部助教授
喜絵…喜久屋の二代目女将 喜子の娘
易者…街の辻で出会った占い師
ほか
② 『窓 ~アンネ・フランクに捧ぐ~』
〈あらすじ〉
ドイツ人女性、ニーナ・ゲルト。93歳。
彼女が語り始めたのは、戦争によって引き裂かれた、初めての恋にまつわる淡く残酷な追憶だった。
第2次世界大戦中、ドイツ軍将校、ナチス党員として生きるハンス・ゲルトの娘、ニーナが愛したのは、ポーランド系ユダヤ人レジスタンス、ソロモン・ベルンハルトだった・・・。
〈登場人物〉
ニーナ・ゲルト・・・ハンスの娘 ソロモンとの恋に苦悩する
ハンス・ゲルト・・・ドイツ軍少佐 妻を亡くし娘を溺愛する父でもある
シスター・ハナ・・・秘密のミサを続ける修道女
ソロモン・・・ポーランドから来たレジスタンス
コニ―・・・ハンスの友人でソロモンの支援者 クリスチャン
リーケ・・・コニーの妻 陽気で元気な情愛深い女性
アンニャ・・・コニーの娘 かわいいお転婆
ヤン・・・新聞記者 やや無鉄砲な青年
ルドルフ・ハンセン・・・ゲシュタポ(ナチス秘密警察) 冷酷無比
ヨーゼフ・アドラー・・・ナチス高官 ハンスの上司であり盟友
アビ・・・オランダ籍のユダヤ人
マルゴー・・・アウシュビッツに連行されたユダヤ人女性
カール・・・ドイツ郊外の若い農場主 アンニャを保護する
フローラ・・・カールの妹 アンニャを世話する
サニー・・・ニーナの曾孫の女児
クロフォード医師・・・ハンスの主治医 精神科医
愛犬ソロモン・・・サニーの愛犬
ナレーション・・・93歳のニーナ
ほか
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